【デビュー物語】メン・アット・ワーク

デビューの瞬間には、さまざまなドラマがちりばめられています!

どんなスーパースターにも、新人の時がありました。

ここでは、さまざまなアーティストの最初の一歩をご紹介します。

今回は、オーストラリア旋風を巻き起こしたバンド、メン・アット・ワークです。

これを読めば、きっとあなたも「聴いてみたい!」と思われるでしょう。

それでは、ご覧ください。

オーストラリア

メン・アット・ワークはオーストラリアで結成されたロックバンドです。

中心人物のコリン・ジェームズ・ヘイ(ボーカル、ギター)は1953年にスコットランドで生まれました。

1967年、彼が14歳のときに一家はオーストラリアのメルボルンに移住します。

バンドのスタートは、1978年にコリンとロン・ストライカート(ギター、ベース)が組んだアコースティック・デュオでした。

1979年、ジェリー・スパイザー(ドラム)が加入。さらにグレッグ・ハム(サックス)ジョン・リース(ベース)が参加し、メンバーが揃います。

インディーズ・デビュー

メン・アット・ワークというバンド名はコリン・ヘイによって考えられました。

地道なライブ活動を続けたのち、インディーズレーベルからシングル「キーパンチ・オペレーター」を発表します。

この曲はヒットには至りませんでしたが、メン・アット・ワークは徐々に注目を集めるようになっていきました。

ワーク・ソングス

1981年、彼らはメジャーレーベルであるCBSレコードのオーストラリア支部と契約を結びました。

6月にCBSからのデビューシングル「ノックは夜中に(Who Can It Be Now?)」が発表され、オーストラリアのチャートで2位となる大ヒットをおさめます。

追い打ちをかけるようにセカンドシングル「ダウン・アンダー」、デビューアルバム「ワーク・ソングス(Business As Usual)」が発表されました。

「ダウン・アンダー」「ワーク・ソングス」は、シングル、アルバムチャートの両方で1位となります。

オーストラリアだけでなく、ニュージーランドでも1位となりました。

この勢いに、当初は消極的だったアメリカも放ってはおけなくなります。

快挙

本国オーストラリアに遅れること半年、1982年4月にアルバム「ワーク・ソングス」はアメリカで発売されました。

メン・アット・ワークスはアメリカに渡り、宣伝ツアーを行います。

そしてカナダから火が付きはじめ、アメリカでも勢いがついていきました。

10月、ついに「ノックは夜中に」がアメリカで1位、カナダで「ダウン・アンダー」が1位になります。

そしてアメリカのアルバムチャートで、「ワーク・ソングス」が15週連続1位という快挙をなしとげました。

さらに「ダウン・アンダー」はアメリカでも1位となります。

こうして、「オージー・ロック(オーストラリアのロック)」は一大ブームとなったのでした。

彼らのポップで陽気なサウンドは日本でも人気をあつめます。

今回は、メン・アット・ワークの最初の一歩をご紹介しました。

聴いてみたい!と思われたあなたは、こちらからどうぞ。
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