【デビュー物語】ポール・アンカ

デビューの瞬間には、さまざまなドラマがちりばめられています!

どんなスーパースターにも、新人の時がありました。

ここでは、さまざまなアーティストの最初の一歩をご紹介します。

今回は、ポップス界の第一人者、ポール・アンカです。

これを読めば、きっとあなたも「聴いてみたい!」と思われるでしょう。

それでは、ご覧ください。

少年時代

ポール・アンカは1941年、カナダのオンタリオ州オタワ生まれのシンガーソングライターです。

彼の家はレストランを経営していました。

ここに幼少期より入り浸っていたポールは、人々とのふれあいを通して社交性を学んでいくことになります。

ポールは少年時代から音楽に強い興味を抱いていました。

10歳のころにはピアノを弾き始めます。

そして12歳になると早くも作曲を始めました。

さらに教会の合唱団で歌い、音楽理論も勉強するようになります。

学生時代にはボビーソクサーズというボーカルグループで活動、すぐに人気者になりました。

デビュー

14歳のとき、早くもデビューのチャンスが訪れます。

アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスにおいて彼は「アイ・コンフェス」という曲をレコーディングしました。

発売されたレコードはほとんど売れず、失意のうちに一旦カナダに帰ります。

しかし、彼はあきらめませんでした。

ダイアナ

1956年、100ドルのお金を叔父さんに借りて、ニューヨークに向かいます。

ABCレコードのオーケストラ指揮者、ドン・コスタによるオーディションを受けるためでした。

オーディションで歌った中の1曲「ダイアナ」がドン・コスタに認められ、再デビューが決まったのです。

この曲はポールの作詞、作曲で、教会や地域のイベントなどで見かけていたダイアナという少女への片思いの気持ちを歌ったものでした。

1957年に発表された「ダイアナ」は大ヒット。

故郷のカナダで1位、アメリカのシングルチャートでも2位まで上昇。累計ではなんと、900万枚を売り上げています。

カナダ出身のアーティストの作品で、最も売り上げた曲のひとつとなりました。

「ダイアナ」のヒットにより、ポール・アンカは一躍スターとなり、つぎつぎとヒットを連発。

60年代を代表するポップス歌手、ティーンエイジャーのアイドルとなりました。

Paul Anka

「Paul Anka」は、ABCパラマウント・レコードから1958年に発表されたポール・アンカのデビューアルバムです。

名指揮者で、編曲者であるドン・コスタのオーケストラをバックに、ポール・アンカの若々しい歌声が聴けました。

ポールの自作曲は「ダイアナ」を含めて2曲で、ほかにはジャズやカントリーのカバー曲などが収録されています。

今回は、ポール・アンカの最初の一歩をご紹介しました。

聴いてみたい!と思われたあなたは、こちらからどうぞ。
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